XTERRA JAPAN2022 参戦記  レース編 ③ランパート

XTERRA JAPAN

いよいよ、最後のランパートになります。

ここから一気に書き上げていきます。

(湖畔沿いに走る私。晴れていると、湖面に光が反射してとても幻想的です。けど暑いw)

(晴れているのは、前回の写真。今回は曇っている下の写真。曇っているおかげで走りやすかったです。)

バイクパート終盤で、レジェンドM葉さんとI葉さんに抜かされてやや焦っていたものの、トランジションでシューズ交換がうまくいったりしたこともあり、M葉さんやI葉さんにはすぐに追いつきました。

とはいえ、お互いに疲れていたので、2周目後半まではこの3人で進んでいくことになります。

フルディスタンスは、5kmのコースを2周して10kmを走破します。

① 湖畔沿いのガレ場

 トランジションを終えてから、スイムの時に上がったいわばを今度は降りて、まずは湖畔の岸沿いに進んでいきます。

写真のように、前半は砂地を進んでいきます。

時折、水が湖に流れている溝もあるので、ジャンプして超えていきます。

(ゼッケンを前に直すのをこの時点では忘れていますw)

前にいるレジェンドM葉さんとI葉さんを負います。

しかし、ガレ場に行くと足元が悪いため、思ったようにスピードが乗りません。

足を乗せた瞬間に足元が崩れるなんてこともあるので、油断はできません。

しかも、写真のように、山側から枝が伸びているので、体を起こして進めない箇所も多いです。

枝をよけながら足元も気にしないといけないので、ここでは、湖に落ちないように慎重に進んでいきます。

(赤いリボンがランの目印です。これを見失わないように進んでいきます。)

ここを1km弱走ると、いよいよトレイルに入ります。

② 小川に沿って昇り降りしながら進むトレイル

湖畔沿いに進んでいくと、大きな丸太を超えて、急こう配を上る場所があります。

ここは、トラロープがあり、さながらアドベンチャーレースのような雰囲気になりますw

ここは結構ドロドロで滑りやすいので、しっかりロープを掴んで登っていきます。

しばらく急こう配を登っていくと、いったんアスファルトに出て、水門のような施設へ向かって下る箇所があります。

ここの狭いところを通ると、さらに湖畔沿いに進んでいき、いよいよ本格的なトレイルに入ります。

赤いリボンを見失いやすいので、時折上を見て赤いリボンを確認しながら進んでいきます。

疲れていると、リボンを見失ってしまい、違う方向に進んでしまい、タイムロスすることもざらです。

(写真のように、矢印がある場合もあるので、それをもとに進んでいきます。)

急こう配を登っていくと、鉄のフェンスが見えてくるので、ここまでくればアスファルトに出ます。

環湖荘に戻るアスファルトに出るので、ここからアスファルトの道を環湖荘に向かって下っていきます。

途中で右側の山に登る箇所があるので、矢印に従って進んでいきます。

レース当日はここの登り口がぬかるんでいました。

(後述しますが、ここでアクシデントが起こります。)

ここからはさらに、登らせてふたたびアスファルトに出る道に下らせるレイアウトになっています。

途中に湧き水が流れているエリアがあり、ここを沢下りしていきます。

暑いときは、ここで結構足が冷えて体力が回復するのですが、今回は曇り(この後雨)なので、そんなに気になりませんでした。

沢は以外と深いところもあるので、慎重に下っていきます。

(写真の奥に見えるテープの部分に沿って沢があります)

アスファルトに出る直前が、竹藪が深いエリアがあるのですが、左側から行くと、すんなりアスファルトの道に出られました。

ここから環湖荘まで下っていくのですが、ゴールエリアの前にパンチのきいたエリアが登場します。

③ 環湖荘の裏のトレイル

ゴールエリアに戻る前に、もう一つ登らせるエリアがありますw

(運営はどこまで参加者を苦しませるんだかw)

直登のシングルトラックを登らせて、環湖荘に向かって下るエリアになります。

ここのエリアに入る前に、いったん湖畔に降りてから土管をくぐらせるところがあり、さながらマリオになった気分ですw

(さながらマリオになった気分w)

環湖荘に向かって下る途中に倒木があるので、それはくぐってよけていき、急斜面を下ってゴールエリアに行きます。

④ 2周目~フィニッシュ

このあたりから天気が崩れてきて、なんと雨が降ってきました。

こうなるとトレイルも荒れていき、さらに難易度が上がっていきます。

(この時点でマウンテンバイクパートの方は、かなり苦労されたかと思います。)

フルディスタンスは、同じところをもう一周するのですが、ガレ場で、一度抜かしたH谷さんに抜かれてしまいます。

(H谷さんは、過去に何度もエクステラに参戦しており、丸沼は相当慣れている方です。マウンテンバイクもテクニックがかなりうまいです。)

後半の登りでM葉さんや、アスファルトの下りでI葉さんを突き放し、いよいよH谷さんに追いつこうかというところでした。

アスファルトから山側に上るところに、ぬかるみがあったのですが、いよいよ上りで追いついて抜かそうとしたさいに、なんとぬかるみに靴がはまってしまい、登ろうとした勢いで靴が脱げてしまいました!

さすがの自分もこれは焦りました。

すぐに靴を履きなおすも、すでにH谷さんは遠くに行ってしまい、これ以降追いつくことが出来なくなってしまいました。

これがなければもう一つ順位を上げらえたと思うと、悔しいですが、自分の靴に対する準備不足もありました。

靴紐を新しいものに交換しようかどうか迷っていたのですが、結局交換せずにレースに臨んでしまったのです。

ランの優先順位が低かったとはいえ、最大の目標として全てを賭けたレースをもったいない形で終えてしまいました。

とはいえ、今の持てる自分の実力を出し切ることができ、目標としていた年代別優勝と世界選手権の出場権獲得は達成したので、うれしい気持ちでいっぱいでした。

(雨が降りしきる中でのゴール。競り負けたH谷さんとは14秒差でした。)

ランタイム 1:05:13  ラン順位:9位  

総合リザルト:3:53:49

総合順位:8位

年代別M30-34(30代前半) 1位 世界選手権出場権獲得!!

(フィニッシュ!)

ゴールできたのは、精神的にも支えてくれた妻をはじめ、マウンテンバイクでテクニックのことなどを教えてくれたりメンテナンスでお世話になっているショップの店長や、ロードやマウンテンバイクでいっしょに練習に付き合ってくれた仲間たち、トレイルランニングの練習に参加させてもらった竜太練の皆様のおかげであると、改めて痛感いたしました。

この場を借りて、改めてお礼申し上げます。m(_ _)m

この後は、順々にゴールする選手に声かけして、互いの健闘を称えあいました。

ゴールしてしまえば、みんな同じエクステラを楽しむ仲間たちです。

(ゴールした後は、みんなで健闘を称えあいます。)

この後記載するアフターパーティーでも、皆さん和気あいあいとしていました。

楽しいアフターパーティーは、また次回書いていきます。

お楽しみに!!

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